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進められる矢作川の改修工事

進められる矢作川の改修工事(西尾市上町~米津町・昭和9年頃)げんぞうアーカイブス所蔵

矢作川改修

昭和7年7月1日から2日にかけ、低気圧が接近し、梅雨前線を刺激した影響により、愛知県全域で大雨となった。
降り始めからの雨量は、豊田市怒田沢町で428ミリ、西尾市で273ミリ、岡崎市で233ミリを記録。
この大雨の影響で、矢作川の水量が大幅に増加。
西尾市米津町では、矢作川に合流する鹿乗川が、流入できなくなり水位が急上昇。
鹿乗川上流部の安城市内では、越水も発生した。

さらに米津橋から上塚橋の間でも、矢作川が氾濫
堤防が決壊寸前にまで追い込まれ、
地元住民や近郷近在の水防組織が総出で、土嚢を積むなどして堤防を守った。
こうした水害は、矢作川の上流部でも発生。
それをきっかけに、翌8年から内務省直轄による河川改修工事が始まった。

写真は米津橋下流の矢作川左岸で行われている改修工事のようす。
左手の川の中に着物姿で立つ男性は、地元県議の事務所関係者。
内務省直轄事業とはいえ、予算の厳しい時代で、矢作川改修工事も滞りがち。
そこで地元県議が、現地を回ってその進捗や成果を写真に記録。
県議会や国への陳情に使おうとしたものか。

このときの改修工事により、鹿乗川の合流地点は、上塚橋手前まで延長。
そのため、川岸に暮らしていた米津町渡場地区と里地区の住民は、移転を余儀なくされた。
こうした護岸の改修は、ここ左岸でも行われ、米津町川向地区の住民も移転している。
写真は西尾市上町の矢作川左岸から上流に向かってカメラを向けている。
川の前方に見えるのは米津橋
その右手、左岸堤防正面に見えるのが八ッ面山である。









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