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12月25日 マッチ箱のような車両が走った鉄路

1939(昭和14)年12月25日
安城支線が誕生した日


 名鉄西尾線の前身・碧海電気鉄道が、省線(後の国鉄、現・JR)東海道線に乗り入れるため敷設した、安城支線。総延長わずか1.1キロの路線である。
 全国をくまなく走る省線は、当時、物流の大動脈。あらゆる物資がかき集められた戦時下にあって、安城支線は、碧海の農産物を遠方に運ぶために造られたのかもしれない。
 安城支線は戦後、愛知国体を機に旅客輸送もしたが、トラック輸送本格化とともに、わずか22年でその歴史に幕を下ろす。





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